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ナタン・ミルシテイン (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]
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![ナタン・ミルシテイン (EMIクラシック・アーカイヴ) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21G7BZC3EML._SL160_.jpg)
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| ジャンル: | ミュージック クラシックDVD 洋楽 音楽
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| 収録曲: | アダージョ K261, ロンド K.373, 24の奇想曲 作品1-11 ハ長調, 24の奇想曲 作品1-5 イ短調, スペイン組曲よりVI:ホタ, スペイン組曲より V:アストゥリアス地方の歌, 無窮動, ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219より第一楽章:アレグロ・アペルト, ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 第3楽章:アレグロ・ジオコーソ・マ・ノン・トロッポ・ヴィバーチェ, ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」 第1楽章:アダージョ・ソステヌート, パルティータ 第2番 ニ長調 BWV.1004 V:シャコンヌ, パガニニアーナ, パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 1:プレリュード, パードレ・マルティーニの様式によるプレギエーラ, 美しきロスマリン,
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| 人気ランキング: | 89798 位
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| 発送可能時期: | ご確認下さい
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| 参考価格: | ￥ 6,990 (消費税込)
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みずみずしいプレリュード
ミルスタインというと、ハイフェッツ並のスピードという思い込みがあった。しかし、このDVDに記録されている演奏を聴いて、そういう短絡的な思い込みはよくないと思った。たしかに速いテンポで弾いている曲も多いが、意外と普通の速度で弾いているものも多かった。
ミルスタインのバッハ解釈は規範化されており、プレリュードのみずみずしい演奏には感銘を受けた。
シャコンヌも録画されていて強い印象を受けたが、シェリングの演奏から受けたほどではなかった。好きな人は好きなんだろうけれども、さらっと流れて行ってしまう感じが個人的には好みに合わなかった。。
美しい！
まさにバイオリンの貴公子の全盛期の演奏を目で耳で堪能できる。
手、立ち姿が美しい！ 長くほっそりした小指、羽のように軽く器用なボウイングが目を惹く。どんなにヴィルトゥオーゾの情熱的な演奏を繰り広げても微動だにしないすくっと伸びた背筋。芯が絶対ぶれない。表情が崩れないクールさ。安定感とナチュラルな軽妙さが同居するオーラ。50代なのに若々しく、優雅で気品がある。20?30代はもっとかっこよかったはず。
こんなふうに美しい姿を見せてくれる偉大なバイオリニストは案外少ない。（何故かボーナスとして付けられているミッシャ・エルマンのずんぐりむっくりさが気になってしまう）
特にパガニーニのCaprices、ミルシテイン編Paganiniana、Novacek、そしてクロイツェルが素晴らしい。Capriceの驚異的な速さで上下する左手、Paganinianaのフィンガリングの超アップに目が釘付けに。Novacekでは映像がぶれるほど激しい右手の動きに驚く。
そして引き終わったあとの「あー朝飯前の仕事が終わった」と言っているような爽やかで気取らない自信に満ちた笑顔がいい。
モノクロの映像は当時の工夫が見られ、興味深い。オーケストラとの共演では妙に指揮者から離れたところに立っているミルシテインの表情が、シャコンヌのテレビ収録演奏では圧倒されたのかぽかんとしている観客の顔が面白い。スタジオでのセットや照明に雰囲気があるのも楽しめる。
リージョンフリーだが、ＮＴＳＣ方式に対応していないプレーヤーでは再生できない。パソコンでは映像は出るが音が出ないかひずむのが不便（ＤＶＤ再生ソフトによるのかもしれないが）。
ミルシテインについて
「アート・オブ・クラシック」で知ったナタン・ミルシテインのひきつけられる表現力は、若いバイオリンニスト達にも是非参考にしてほしいと思います。年配の方々でも、ミルシテインが日本に来日していないことから、直接聴かれた方が少ないと思います。これだけの映像と表現力をまとめられたメディアは、なかなかないと思います。もう一度クラッシクを見つめなおす上で欠かせない逸品の１つと思います。
EMIミュージック・ジャパン
G線上のアリア(ヴァイオリン名曲集)
ヴァイオリン名曲集
1966年 カーネギー・ホール・コンサート
悪魔のトリル ― ヴァイオリン名曲集
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
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