ニーベルングの指環*楽劇 [DVD]
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ジャンル: | ミュージック クラシックDVD 洋楽 音楽
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人気ランキング: | 78907 位
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発送可能時期: | ご確認下さい
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参考価格: | ¥ 28,500 (消費税込)
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指輪への入門DVD
メトロポリタン歌劇場の「指輪」の最大の特徴はワーグナーが書いたト書きを忠実に具現化した演出・衣装・舞台装置」にある。 これまでに映像化されたパトリス・シェローのバイロイト盤やサヴァリッシュが振ったバイエルン国立歌劇場のものは、指輪の舞台を工場にしたり、SFチックな宇宙船の内部に変えたりして、ワーグナーが描いた世界をその言葉どおり、素直に映像化して見せてくれるものではなかった。この2つの映像の後を受けて発売されたこのメトロポリタン盤は、「ワーグナーの世界を素直に体験したい」という欲求に答えるものだ。神様は神々しく、化け物は醜い姿をしており、変な解釈に頭を悩ませる必要はない。見たままを素直に感じられる舞台だ。ジェームズ・レヴァインの指揮もわかりやすく素直なものだ。語り口はなめらかで、音楽はよどみなく流れてゆく。モリス、ベーレンス、ノーマン、イェルサレムなど歌手達も当時の最高の人達が集められており、立派な歌唱を聴かせる。 しかし、しかし、すべての条件が揃っているというのに、何故かいまいち盛り上がりに欠ける、というのが正直な感想。ヴァルキューレのクライマックスでのモリスとベーレンスの二重奏やジークフリートとブリュンヒルデの出会いの場面など、先にあげた二つの映像を見たときほど感動しなかった。なんだか求心力に乏しいというか集中力に欠けるというか、我を忘れて指輪の世界に引きずられる演奏ではなかった。 ともあれ、初めて指輪を鑑賞する人にはうってつけのDVDには間違いない。
理想的にオーソドックスな『指輪』の舞台
最近の『指輪』の上演は、必要以上に現代的な設定や個性的な解釈のものが多すぎると思います。私などは、このオペラはむしろ特撮映画かアニメにでもしないと、本来の台本どおりの設定を充分に楽しむのは無理なのでは…などと思い始めてしまっています。しかし、このディスクの上演は、きわめてオーソドックスな設定で、この作品の本来のイメージをこわさずに楽しむことができます。具体的に印象に残った演出箇所を思いつくままにいくつか挙げるならば、『ラインの黄金』でヴォータンらが地下の国へ移動する場面での情景、『ジークフリート』第三幕でジークフリートとヴォータンがやりあう中で頭上遠方に輝く炎の表現、『神々の黄昏』第三幕を通じて悲劇の進展と共にだんだんと暗く暮れてゆく空の描写などが特に私のお気に入りです。後回しになってしまいましたが、無論演奏も大変素晴らしく、レヴァインの指揮もなかなか冴えています。特にこの大作にはじめて挑戦しようとする人には、絶対にこの盤がお奨めです。
ポリドール
ヴェルディ作曲 歌劇《仮面舞踏会》 ザルツブルク音楽祭 1990 [DVD] プッチーニ 歌劇《ラ・ボエーム》 [DVD]
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