闘う海鷲―隊員たちの写真集
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 146323 位
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笑顔が切ない
さまざまな種類の海軍機と隊員たちの写真集です。
艦上爆撃機・艦上攻撃機・制空戦闘機など、どこがどのように違うのか浅学なのでよくわかりませんが、それでも日本の技術者の腕は素晴らしい! と、読んでいてよくわかりました。
事故でひっくり返った写真はあっても、実戦で撃墜された写真がないのが救いです。それらは散々特攻関係の本で見ていますから。
著者が20年以上かけて集めた写真のほとんどは日本側の撮影によるものです。そのためオール白黒ですが、それがかえっていい味を出しています。
愛機の傍らでほほ笑む隊員たち・きりっとしたいでたちでポーズをとる隊員たち、この中の何人が生きて敗戦の日を迎えたことでしょう。その姿に何度も胸を揺さぶられました。
日本の飛行機作りの技術が素晴らしかったこと、それが敗戦で長いこと封印されざるを得なかったことなど、いろんなことを考えさせられました。
惜しむらくは専門用語の解説が最後にほしかったところです。が、そんなものはなくても十分この写真集で海鷲たちの雄姿に感動できると思います。
海軍航空機年鑑みたいです
日本海軍機を用途種別(艦戦、艦爆、艦攻・・・など)毎に良く整理された写真集です。年代ごとの航空機変遷、航空機運用がよく分かります。
機種ごとの写真はもちろんですが、写真の中には、普段他の書籍で見ることができなかった洋上着水時の航空機写真(着水時の救助に艦艇から撮ったもの?。)や新品の彩雲の機内の一部が写真で撮られたもの(偵察員が撮ったもの?。太平洋戦争後期は使い込まれた機体のイメージがあり、新品の計器パネルが新鮮に見えました)などもあり、保存物の1冊です。
大空を翔る男たちの心意気
艦上戦闘機から局地戦闘機をはじめ、夜間戦闘機、水上戦闘機、陸上攻撃機(中攻)、艦上爆撃機、偵察機、飛行艇にいたるまで、海軍航空の主要機材がしっかり押さえられている。 また、めずらしい写真も多いとの見識ある方たちの評がありますので、マニアにも納得の一冊ではないでしょうか。購入して後悔はないと思います。 その当時のその場所を瞬間的に切り抜いた、このモノクロ写真の世界には、時間を忘れて見入ってしまう魅力があると思う。若い隊員達の明るく、無邪気な笑顔を見ていると、戦争という悲惨で辛い時代にも関わらず、なぜこのような充実した顔なのか?と疑問になる事がある。そしてこの傾向は陸戦隊よりも航空隊に多く見受けられる。大空を翔る男たちの心意気といったところであろうか。
海軍の翼
新たな視点で海軍機を集めた写真集。珍しい写真が多い。80番爆弾を抱いて出撃せんとする零式三座水偵の姿は悲壮だ。また、零式輸送機が一式陸攻より大きいというのは新鮮な発見だった。
文藝春秋
飛燕戦闘機隊―帝都防空の華、飛行第244戦隊写真史 死闘の本土上空―B-29対日本空軍 (文春文庫) Gun Camera Pacific (Gun Camera) 空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操縦十年の記録 (光人社NF文庫) B29撃墜記―夜戦「屠龍」撃墜王樫出勇空戦記録 (光人社NF文庫)
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