動物の考古学 (大英博物館双書―古代を解き明かす)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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参考価格: | ¥ 1,890 (消費税込)
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動物考古学
大英博物館から出ている考古学の入門書『Interpreting the Past』シリーズを、「大英博物館双書」として訳出したもの。ただし、全7巻のうち、6冊だけが訳されている。
本書は第2巻にあたり、James Rackhamの『Animal Bones』(1994年)を訳したもの。ラッカムはロンドン考古学博物館の環境考古学部に所属していた人物。訳者の本郷氏は家畜の歴史の専門家。
内容は、出土する動物の骨から、何が分かるか丁寧に示したもの。もちろん、考古学の一環としてであるから、人間による利用の側面が俎上に挙げられることになる。狩猟、気候、家畜化、工芸などが順番に論じられていく。
初学者向けに分かりやすく書かれており、入門書としては良く出来ていると思う。
しかし、扱われているのがイギリスの例であること、示されるのは方向性のみであり具体的な分析方法にまでは踏み込まないことなど、欠点も多い。
また、訳文が非常に稚拙で、きわめて読みにくいのが難点。
學藝書林
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